[ 20210401004 ] ウルトラファインバブル(UFB)

製造会社シンバイオシス研究所

製品概要

ウルトラファインバブル(UFB)
ファインバブルのうち1μm(マイクロメートル)に満たないナノサイズの泡をウルトラファインバブル(UFB)と呼びます。

その特徴は、泡の膜が電荷の膜であることです。シャボン玉や石けんの泡のような油の膜ではなく、電子と呼ばれる電気的な働きにより液体の中に気体の泡を作っています。このため、余計なものを加えうことなく水と気体だけで製造することができるのです。

次の特徴として、1μm未満の泡は浮力が働きません。正確に言うと、浮力と粘性力が釣り合った状態になるため、長期間泡が消えることなく液体中に存在できます。数週間から数ヶ月、長いもので2年程度泡が消えないことが確認されています。

ウルトラファインバブル(UFB)

製品概要

UFBの特徴

目に見えないほど小さな泡

その特徴は、シャボン玉や石けんの泡のような油の膜ではなく、泡の膜が電荷の膜であることです。水中に存在する電子の働きにより液体の中に気体の泡を作っています。そのため、余計なものを加えることなく、水と気体だけで製造がかのうになりました。
バブル風呂などでよく見かける白濁した泡はマイクロバブルと呼ばれます。さらに小さなウルトラファインバブル(UFB)となると、目には見えずに液体は無色透明になります。

液体中に長期間存在できる

シャンパンの泡などのミリバブルは、浮力によって短時間のうちにどんどん大気中に逃げてしまいます。白濁したマイクロバブルは、水の中をゆっくりと浮上し、水中で消滅します。

一方で、1μm(マイクロメートル)未満のUFBは、浮力が働きません。正確に言うと、浮力と粘性力が釣り合った状態になるため、長期間泡が消えることなく液体中に存在できます。泡の大きさにもよりますが、数週間から数ヶ月、長いもので2年程度泡が消えないことが確認されています。

気体溶存性能の向上と気体封入

特定の気体を封入することで、動植物の生育活性や食品の保存、殺菌効果などの各々の気体の持つ機能に合わせたウルトラファインバブル(UFB)が作製可能となります。

物理的吸着・洗浄

気泡同士はマイナスに帯電しているため反発しあい、結合しません。一方で、有機的な物質や微粒子はプラスに帯電しています。この差を利用して、ごく小さな汚れを浮き上がらせたり、有用な物質を取り出すことができます。
またバブル自身の圧壊エネルギーや、物質と出会ったときに発揮されるエネルギーにより、こびりついた汚れを効率的に洗浄する特性によりすでに少ない水でトイレ洗浄ができるなど実用化されています。

生理活性

皮膚や毛細血管、植物の根っこなどからの吸収効率が良く、保水のみならずバブルの中に入れた物質を狙った場所に届ける作用が期待されます。人体では体温上昇や血流改善、植物では成長促進作用などがすでに認められています。

酸化の抑制

気泡はマイナスに帯電しており、全体として酸化還元電位が低くなります。このとき、泡の密度や大きさを調整することで、酸化還元電位をコントロールすることで、食品の酸化防止、万病の元と言われる酸化ストレスへのアプローチも試みられています。

備考

●サンプル測定報告書_ベックマンコールター株式会社

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