一般社団法人日本先制臨床医学会の第8回学術大会を、下記のとおり開催いたします。
開催概要
大会テーマ
がんを先制する
『がん』予防こそ、すべての難病予防に通ずる
1.「初発」を先制する
2.「再発」を先制する
3.「進行」を先制する
4.「死の恐怖」を先制する
日程
2025年11月8日(土)・9日(日)
会場
ウインクあいち
大会長

船戸 祟史
医療法人社団崇仁会 船戸クリニック 理事長・院長
名誉大会長

福澤 嘉孝
愛知医科大学 教授

萬 憲彰
医療法人医新会よろずクリニック 院長

田中 善
医療法人仁善会田中クリニック 院長

川上 智史
尚絅学院大学健康栄養学群健康栄養学類 准教授
愛知医科大学客員研究員

西谷 雅史
響きの丘クリニック 院長・理事長

新垣 実
医療臨床新美会新垣形成外科 理事長
参加費
当日価格
医療従事者:20,000円
一般:15,000円
学生:3,000円
※当日参加は現金払いのみ
早割価格
医療従事者:15,000円
一般:10,000円
学生:3,000円
【早割価格の申込期限】2025年10月31日(金)
主催
一般社団法人日本先制臨床医学会
運営
一般社団法人日本先制臨床医学会 統括事務局
〒113-0033
東京都文京区本郷2-31-2-2F
TEL:03-6240-0179
お問い合わせ:平日10:00~17:00
大会長挨拶
これからのがん医療は「予防(先制)」が最重要
がんによる死亡数は年々増加の一途を辿っています。それは母数としてがんの好発年齢(高齢)者が多いからであり、年齢調整したがんの死亡数は1990年代より減少傾向にあります。これは偏に早期発見、早期治療という現代西洋医学的対がん戦略が功を奏していると言えますが、未だにがん撲滅には程遠いのが実情です。なぜでしょうか?それはがんの新たな罹患者が増えているからであり、とりわけその年齢も若年化していると言われています。本当の意味でがん撲滅を推進するためには新たな罹患者を増やさない事がポイントであり「がん予防(先制)」こそが最重要課題だと言われています。
そこで、今回は当研究会の各論として「がんを先制する」としました。
ただ、がん予防と言いましても、実はがんにはいろいろなステージがあり、今回そのステージを私は4つのアジェンダに分け、それぞれの先制(予防)法をできるだけ患者目線でシンポジウム形式で討論してみたいと考えています。
アジェンダ1、「がんの初発を先制する」:どういう生き方ががんを先制するのか?
アジェンダ2、「がんの再発を先制する」:それでもがんを発症してしまった。当然がん治療となりますが、西洋医学的3大治療(手術・放射線・化学療法)は同時に再発の先制でもあります。さらに当研究会ならではの先進医療や補完代替医療、ホリスティックアプローチなど再発予防を討論していただきます。
アジェンダ3、「がんの進行を先制する」:さらに再発先制していたにも関わらず転移や浸潤が進行しステージ4となり、もはや西洋医学的にはBSC(Best Supportive Care)しかないような状況へと進行します。そもそもがん初発時から進行予防だと言えますが、ステージ4でも当研究会は諦めずアプローチします。そのスキルをご紹介し討論出来ればと思っております。
アジェンダ4、「死の恐怖を先制する」:ここまでがん先制スキルが討論されるのはひとえに「死にたくないから」だと言えます。死の恐怖を先制できれば、がん治療の在り方だけではなく、人生の選択も変わり、その結果「非業な死から健全な死」へとゴールも変わるのではないか?と考えております。ここには僧侶の方にも参加いただき討論させて頂きます。
また、その他がん予防の最近のトピックスや伝統医学(今回はチベット医学)から見たがんの先制、また歯科とがんとの関係、がん患者が食べた方が良い食事やスウィーツ、また音楽の持つ力などにも言及し加えて体験して頂きたく思っております。
また、展示ブースでは最新の注目を集めているサプリや検査キッド、治療法のご紹介もさせて頂いておりますし、癒しのひと時も体験頂こうと思っております。
かなり盛りだくさんな内容になりますが、当研究会だからこその現在のがん先制スキルを広角的な視野で皆様に感じ考え楽しんで頂けると願っております。
船戸クリニック 院長/リボーン洞戸 代表
船戸 崇史
プログラム
1日目(11月8日)
10:00 | 開会挨拶 |
---|---|
10:05 | 基調講演「がん予防滞在型リトリート、リボーン洞戸」という挑戦 演者:船戸崇史 / 座長:福沢嘉孝 ▸ 個別抄録(PDF) |
11:00 | 【アジェンダ1:がんの初発を先制する】
「マイクロバイオーム遺伝子マーカーとプレバイオティクスを用いた腸内環境制御によるがん予防の可能性」 「農食歯医連携によるプラネタリーヘルス」 「-アクチベーション科学を医療の現場と結ぶ-」 「アジェンダ1 シンポジウム」 |
13:00 | ランチョンセミナーのお弁当解説 解説:船戸博子 |
13:05 | ランチョンセミナー1 演者:株式会社浅井ゲルマニウム研究所・中村篤史 / 座長:田中善 |
14:00 | 休憩 |
14:30 | 特別講演1 点滴療法研究会プレゼンツ スペシャルセミナー 「がんを制する:高濃度ビタミンC点滴療法の多機能性と統合医療における実践的活用」 演者:柳澤厚生 / 座長:田中善 ▸ 個別抄録(PDF) |
15:00 | 特別講演2 国際チベット医学プレゼンツ スペシャルセミナー 「Self-Care as Medicine: Preemptive self care before the onset o f cancerthrough Tibetan Medicine 」 演者:Dr.Nida Chenagtsang / 座長:船戸崇史 ▸ 個別抄録(PDF) |
15:50 | ヒーリングミュージックの解説 演者:福井聖 / 解説:船戸崇史 |
16:00 | 休憩(ヒーリングミュージックも合わせてお楽しみ頂けます) |
16:30 | スイーツセミナー 「がん患者に寄り添う薬膳的スイーツの提案 ~甘味がもたらす癒しと身体への配慮を両立するために~」 演者:船戸博子 ▸ 個別抄録(PDF) |
17:00 | 【アジェンダ2:死の恐怖を先制する】
「死の恐怖を先制する―死生学と臨死体験からの統合的アプローチ」 「死の恐怖を超えて いまを輝いて生きる -サイモントン療法によるがん患者への心理的支援」 「生命観や死生観の重要性:輪廻転生を仮説できれば、、」 「『自分』を先制する」 「アジェンダ2 シンポジウム」 |
19:30 | 懇親会・表彰式 |
2日目(11月9日)
9:00 | 【アジェンダ3:がんの再発を先制する】
「活性酸素が生体に与える影響 ~功罪両面を中心として~」 「統合がん治療による骨転移患者の改善事例報告」 「電磁波とがん」 「アジェンダ3 シンポジウム」 |
---|---|
11:00 | 休憩 |
11:30 | ランチョンセミナー2 「がん患者に対する食養生の提案 -糖質制限・減塩・砂糖・乳製品不使用・生食禁止の条件下での伝統医学的アプローチ-」 演者:船戸博子 / 座長:船戸崇史 ▸ 個別抄録(PDF) |
12:30 | 休憩 |
13:00 | 特別講演3 「「 運動」でがんを先制する:エビデンスが示すコスパ最強のがん予防・治療法」 演者:佐藤典宏 / 座長:船戸崇史 ▸ 個別抄録(PDF) |
14:00 | 【アジェンダ4:がんの進行を先制する】
「バイオレゾナンス医学による癌の診方、治し方」 「担癌患者におけるCBD の活用法」 統合腫瘍治療による進行がんへの新たな挑戦 -標準治療後の選択肢と水素医療の可能性- 「アジェンダ4 シンポジウム」 |
16:00 | ミュージックアワー&休憩 |
16:30 | 特別講演4 医科歯科連携 「口内フローラ、腸内フローラとがんの関係」 演者:本田俊仁・田中善 / 座長:城谷昌彦 |
18:00 | 第9回学術大会 告知講演 「AIで変わる未来医療」 演者:小林正学 |
18:30 | 終演 |