[ 012 ] 腸内フローラ移植
免疫療法
完全なる体質改善が得られる
概要説明
近年、腸内細菌といろいろな疾患との関連が解明されるにつれて注目を浴びてきた腸内フローラ移植(便移植)ですが、現在は一部の大学病院の臨床試験でしか行われておらず、対応する疾患も限られているのが現状です。
臨床医の方々も普段から数多くの患者さんの相談を受けているうちに腸内細菌へ対する有効なアプローチが、疾患を根本的に治療するうえでもっとも重要だという認識になってきていることでしょう。
人間の生活は、この100年ほどで人類史上ほかに類を見ないほど大きく変化し、私たちが手に入れた便利さや快適さは、腸内細菌たちとの関係に意図せぬ影を落としている可能性があることがわかってきました。
特徴
腸内フローラバンクに登録されている複数のドナーからそれぞれの患者さん個人の腸内フローラバランスを調べ、それに適した菌液をブレンドし生成したものを提供します。
菌液は提携先研究機関で開発された特殊なものを用いることで生理食塩水では不可能だった腸内フローラの定着を高確率で可能にすることができます。
腸内フローラが良い状態の場合…
腸内フローラの状態が悪いと…
腸内細菌は具体的にどんな働きを?
現在わかっているだけでも以下のような働きが確認されています。
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基礎代謝を向上させたり、消化吸収を助けたりすることで肥満を防ぐ
免疫力を上げる
肌を若返らせる
がん、糖尿病、高血圧などの生活習慣病を予防する
アトピー、アレルギーを抑える
うつ症状を改善する
この他にもまだまだ研究はすすんでおり、人間の健康長寿には腸内細菌が欠かせない要素であることがわかっています。
適応する疾病の種類
腸内細菌が関与していると思われる疾患が適応になります。
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潰瘍性大腸炎
クローン病
アトピー性皮膚炎
うつ病
便秘(リーキーガット症候群含む)
がん
膠原病
パーキンソン病など
症例1 潰瘍性大腸炎
症例2 アトピー性皮膚炎
症例3 糖尿病(Ⅱ型)
症例4 うつ病