[ 004 ] アミノインデックス(AICS)
検査・予防
血液中のアミノ酸濃度解析評価
概要説明
血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人と、「がん」である人のアミノ酸濃度バランスの違いを統計的に解析することで、がんに罹患しているリスクを評価する検査です。
健康な人の血液中のアミノ酸濃度は、それぞれ一定に保たれるようにコントロールされていますが、さまざまな病気になると、一定に保たれている血液中のアミノ酸濃度のバランスが変化することが分かっています。この性質を応用したのがAICSです。
AICSの特徴
1回採血(約5ml)で、複数のがんを同時に検査することができます。
早期のがんにも対応しています。
この先自分がどういった癌になりやすく、検診は何を気をつければいいのかを効率的に知ることができます。また高リスクの場合は精査をすることで早期発見につながります。簡単に説明しますとご自身の各臓器の癌のなりやすさ、なりにくさを個別に知ることができる検査です。
受診前の注意事項
検査前8時間以内に、水以外(食事、サプリメント等)は摂らないで、午前中に採血してください。検査時に妊娠されている方、授乳中の方、がん患者(治療中を含む)の方、先天性代謝異常の方、透析患者の方は、AICS値に影響がありますので検査は受けられません。
適応するがんの種類
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胃がん
肺がん
大腸がん
前立腺がん(男性のみ)
膵臓がん
乳がん・子宮・卵巣がん(女性のみ)